後付可能・お風呂で凍えない!浴室暖房機の費用・機能・種類を解説

浴室暖房機
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

はじめて、浴室暖房機をご検討中のあなたは、こんなお悩み事はありませんか?

・浴室が寒い

・そもそも浴室暖房機ってなに?
・浴室暖房機を取付けるのにどれくらいの費用が必要なの?
・浴室暖房機って後から取付けってできるの?
・電機とガスどっちがいいの?
・どんなタイプの浴室暖房機を選んだらいいか基準がわからない

浴室暖房機は、寒い季節に浴室を暖かくする事ができるので便利ですが、取付工事にかかる費用がどれくらいかかるのか気になりますよね。

もし、実際の取付費用や、電気とガスの違い、あなたにピッタリの浴室暖房機の選び方などわかればいいと思いませんか?

そこで、この記事では施工実績11000件のリフォーム博士が次の4つのことについて画像と共にわかりやすく解説していきます。

・浴室暖房機とは?
・浴室暖房機って後からでも取付けできるの?
・浴室暖房機設置費用
・浴室暖房機おすすめ機能

最後まで読んでいただければ、寒い季節に浴室を暖めることができるので理想的なものになるでしょう。

浴室は、家族みんなが使用する大切な空間です。

ぜひ、最後までお付き合いください。

1.浴室暖房機とは?基本の4つの機能

浴室暖房機は複数の呼び方があります。

例えば、「換気乾燥暖房機」、「浴室暖房換気扇」などさまざまな呼び方がありますが全て同じです。

浴室暖房機

浴室暖房機の標準機能は4つあります。

(1)暖房:入浴前に暖める、ヒートショック対策
(2)乾燥:衣類乾燥、浴室乾燥2つの機能
(3)換気:カビの発生やにおいの発生を抑える
(4)涼風:夏場に快適、扇風機代わりに

ハイスペックな浴室暖房機には「プラズマクラスター機能」、「ミスト機能」などがついています。

 

2.浴室暖房機は後からでも取り付け可能です

浴室暖房機は、基本的に後付けできる機種の種類があります。

タイル張りのお風呂

あなたの浴室がタイル張りの在来工法でも、ユニットバスでも後付けが可能です。

ただし、浴室の天井に点検口がない場合は、配線工事費用が必要になるケースもあります。

点検口

 

3.浴室暖房機の種類(壁掛け型・天井埋込型)は何が違うの?

浴室暖房機本体は次の2つのタイプがあります。

(1)浴室暖房機の種類

(2)浴室暖房機の方式

形状や設置場所によって分かれています。

それでは、1つずつ解説していきます。

天井埋込型、壁掛け型浴室暖房機

浴室暖房機は、既存のお風呂で後付けしたい場合と、浴室をリフォームする場合に適したモノがあります。

種類 取付方法
天井埋込型 新築向け
天井に埋め込むことができるスペースが必要
壁掛け型 リフォーム向け
既存の換気口を利用して設置

取付が困難なケース
照明、窓が障害になる理由などでスペースが確保できない場合
1度リフォーム会社に相談する事をおすすめします。

4.浴室暖房機の2つの方式|「電気式」と「ガス温水式」はどっちがお得?

浴室暖房機は「電気式」、「ガス温水式」の2種類あります。

見た目は、大きく変わりません。

電気式 ガス温水式
メリット
・コストパフォーマンスがよい
・光熱費を抑えやすい
メリット
・暖房能力が高い
・乾燥能力が高い
デメリット
・暖房、乾燥能力が低い
・温風がでるまで時間がかかる
デメリット
・外部に熱源機が必要
・ガス代が高くなる

浴室暖房機は、分電盤に空きが必要です。
なぜなら建物の分電盤から直接電線を引くためです。
浴室暖房の大きさは浴室の広さで選びましょう。
浴室が1坪以下なら100v、1.25坪以上なら200Vを目安に業者に相談してみましょう。

 

5.浴室暖房機の設置費用の目安は10~20万円

浴室暖房機の設置費用は、(1)浴室暖房機本体の価格(2)取付工事費用(3)関連工事の3つで構成されています。

この章では、商品本体の価格と工事費についてそれぞれ解説していきます。

内訳 費用の目安
(1)浴室暖房機本体の価格 5-15万
(2)浴室暖房機の取付工事費用 4-6万
(3)関連工事(追加工事) 内容による

(1)と(2)は上の表の通りですが、(3)関連工事(追加工事)はどんな内容なのかというお問合せをよくいただきます。

そこで、関連工事(追加工事)が発生する場合と費用の目安を一覧表にしました。

関連工事(追加工事) どんな場合に必要? 費用の目安
電源工事 100V又は200vの専用回路がない場合に必要 25,000円~40,000円
穴あけ工事 壁掛けタイプ取付時に壁に換気扇(換気口)がない場合 30,000~50,000円
浴室天井開口化工費 既存の換気扇の開口部サイズを調整する場合に必要 15,000~25000円
配線・配管工事 換気扇がない浴室の場合 15,000~20,000円

関連工事については、必要のない場合もあります。

そのため、事前に業者と確認して無駄な費用や請求が発生しないようにしましょう。

6.浴室暖房機おすすめ機能3選

浴室暖房機の中には、暖房機機能以外に「ミスト機能」「プラズマクラスター機能」「うたせ湯機能」など様々なハイスペックな機能を揃えたモデルもあります。

そのあたりにも注目して商品を選ぶとよいでしょう。

機能種類 効果
ミスト機能 10分浴びるだけで肌水分の割合増加、通常に比べて4倍アップ
プラズマクラスター機能 イオンを放出、浮遊カビ菌の作用を抑制
うたせ湯機能 適度な刺激、マッサージ効果と温熱効果

多くの機能が搭載している理由だけで、浴室暖房機を選ぶのではなく、ご自身に必要な機能で選ぶことがおすすめします。

また、魅力的な機能が複数あっても、ライフスタイルによっては全く使わない事もあるので、よく考えて選びましょう。

まとめ

浴室暖房機設置後は、寒い季節に浴室を暖めることができるので理想的なものになるでしょう。

最後にこの記事で紹介した機能や種類についておさらいしましょう。

・浴室暖房機の標準機能は、4つです。

(1)暖房:入浴前に暖める、ヒートショック対策
(2)乾燥:衣類乾燥、浴室乾燥2つの機能
(3)換気:カビの発生やにおいの発生を抑える
(4)涼風:夏場に快適、扇風機代わりに

・浴室暖房機は「電気式」、「ガス温水式」の2種類

電気式 ガス温水式
メリット
・コストパフォーマンスがよい
・光熱費を抑えやすい
メリット
・暖房能力が高い
・乾燥能力が高い
デメリット
・暖房、乾燥能力が低い
・温風がでるまで時間がかかる
デメリット
・外部に熱源機が必要
・ガス代が高くなる

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。