電気温水器とは何?|初心者にも解りやすく5つのポイントで徹底解説

電気温水器とは
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『電気温水器』をご検討中の方や今お使い中のあなたはこのような疑問をお持ちではないでしょうか?

・電気温水器とはどんなものなの?

・どのような仕組みでお湯ができるの?

・電気温水器のメリット、デメリットは?

・エコキュートとの違いは?

・寿命や交換にかかる費用は?

そんなあなたにこの記事では上の5つのポイントを解説します。

最後まで読めば『電気温水器』についての理解が深まりあなたの疑問も解決するでしょう。

ぜひ最後までお付き合いください。

1.電気温水器とは|電気を使ってお湯を作る給湯器

電気温水器

電気温水器

 

電気温水器とは、電気を使いタンクの中にあるヒーターをあたため、そのヒーターで水をあたためることでお湯を作る昔ながらの給湯器です。

見た目の特徴は大きいタンクが上の写真のように1つだけあるのが特徴的です。

タンクは『丸型』と『角形』の2つがあり、最近のタイプは角型が多く見られます。

電気温水器形の違い

 

2.電気温水器の仕組み

この章では電気温水器の仕組みを解説します。

電気温水器とは、お得な深夜電力を使いタンクの中にあるヒーターをあたため、そのヒーターで水をあたためることでお湯を作る給湯器です。

イメージは、巨大な電気ポットのようなものになります。

できたお湯はタンク内に60~90度で貯蔵され、いつでも使いたい時に台所や洗面所、浴室などで使うことができます。

3.電気温水器のメリット・デメリット

電気温水器のメリット・デメリットには下のようなものがあります。

しっかり理解したうえで検討しましょう。

メリット

・光熱費が安い

・ガス、火を使わないので安心、安全

・非常時に非常用の水を確保できる

・作りが単純なので長持ちすることが多い

・静か

デメリット

・貯湯タイプなのでなくなれば湯切れする

・設置スペースが必要になる

・ガス給湯器に比べ導入コストが2倍近くなるケースがある

4.電気温水器とエコキュートを3つのポイントで比較

電気温水器かエコキュート

電気温水器とエコキュートはどちらも電気を利用しお湯をつくる給湯器です。

経済的メリットがエコキュートの方が高いことから最近では電気温水器よりもエコキュートを選ぶ方が増えてきてます。

主な違いは次の3つのポイントにより異なります。

(1)経済的メリット

(2)お湯の作り方

(3)設置スペース

それぞれを表にまとめました。

電気温水器 エコキュート
外観 電気温水器 エコキュート
(1)経済的メリット(ご家庭により異なる) 3,000円/ 月 1,000/月
(2)お湯の作り方 電気 電気+空気中の熱
(3)設置スペース(必要面積) 小さい

ンクの基礎のみ

大きい

ンク+ヒートポンプの基礎

4-1.経済的メリットの比較

エコキュートの電気代

 

経済的メリットでは、エコキュートの電気代は電気温水器の電気代の3分の1にまでなるといわれています。

その理由はお湯をつくる仕組みにあります。

次を確認ください。

4-2.お湯の作り方の比較

電気温水器とエコキュートはどちらも電気エネルギーでお湯をつくる給湯器ですがエコキュートは『空気中の熱』もプラスで使用する為、省エネ給湯器といわれています。

電気温水器:電気のみの力でヒーターをあたためお湯をつくる

エコキュート:わずかな電気とタンクの横にあるヒートポンプユニット(室外機)で空気中の熱を利用してお湯をつくる

4-3.設置スペースの比較

設置に必要なスペースは電気温水器に比べエコキュートの方がスペースが必要になります。

その理由はエコキュートには空気中の熱を回収する『ヒートポンプユニット(室外機)』の設置場所も必要になる為です。

電気温水器:貯湯タンクの設置スペースのみ

エコキュート:貯湯タンクと室外機の2つのスペースが必要

5.電気温水器の寿命と取替にかかる費用

この章では電気温水器の寿命と取替にかかる費用の目安を解説します。

5-1.電気温水器の寿命は10年~15年

電気温水器の寿命は一般的に10年~15年といわれています。

構造が単純なとこもありガス給湯器やエコキュートなどに比べると長寿命な給湯器といえます。

しかし、このような症状が出た場合は買い替えを検討するようにしましょう。

・お湯が出ない

・水漏れがある

・お湯にサビなどの異物が入っている

光熱費のことも考え、壊れる前にエコキュートに取替られるケースも多いです。

5-2.電気温水器の設置に必要な費用

電気温水器の設置に必要な費用は既設の給湯器の種類により異なります。

ここでは電気温水器から電気温水器の交換に必要な費用を解説してます。

電気温水器本体 10~25万円程度
工事費用 7万~10万円程度
合計 17万~35万円程度

ガス、石油給湯器などからの取替の場合は新たに基礎工事やガス工事なども追加になっていくことから上の工事費にプラス5~8万円必要になります。

まとめ

ここまで電気温水器について5つのポイントで解説しました。

・電気温水器とは電気を使ってお湯をつくる給湯器

・イメージは『巨大な電気ポット』のようなもの

・光熱費が安くなるが導入コストが高め

・光熱費をエコキュートと比較するとエコキュートの方が断然安くなる

・寿命は10年~15年が目安。交換には17万~35万円程度必要になる

以上のポイントをしっかり理解してあなたが適切な電気温水器の導入ができることを願っています。

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