外壁塗装の耐用年数は?塗料・下地・業者の3つのポイントから解説

外壁塗装耐用年数OGP
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外壁塗装が気になっているあなたは、こんなことをお悩みではありませんか?

・外壁塗装の耐用年数って何年?

・そもそも我が家の塗り替えって本当に必要なのか?

外壁塗装は何度もするのではありませんので必要性や気をつけるべきポイントがわからず困ってしまいますよね。

でも、ご安心ください。

実は、たった3つのポイントを知っておくだけで外壁塗装の耐用年数が分かるようになります。

そして、実際にあなたの外壁塗装の耐用年数が過ぎているかどうかは4つのサインで判別できるようになります。

この記事では、施工実績11,000件のリフォーム博士が、次の2つのことについて丁寧に解説しています。

①外壁塗装の耐用年数を決める3つのポイント
②耐用年数が過ぎているかが分かる4つのサイン

最後まで読んでいただければ、あなたも外壁塗装の耐用年数について理解し、長い目でみてムダな出費を抑えられる可能性がグッと高まるでしょう。

大事なマイホームが綺麗で長持ちできるようにお役立てください。

1. 外壁塗装の耐用年数を決める3つのポイント

この章では外壁塗装の耐用年数について解説します。

外壁塗装の耐用年数は次の3つのポイントで決まります。

外壁耐用年数3つの要素

①塗料の耐用年数

②施工品質

③外壁材の耐用年数(下地の状態)

この3つのポイントのどれか1つでも欠ければ本来の外壁塗装の耐用年数は発揮できません。

それでは順番に解説していきます。

1-1.  塗料の耐用年数は塗料の種類により上限が決まる

ここでは塗料のもつ耐用年数について解説します。

塗料の耐用年数とは各塗料メーカーが『促進耐候性試験』という試験に基づき塗料の耐用年数を出しています。

従って実際の環境とは異なりますのであくまでも目安となります。
(潮風が当たる地域など外部環境によっても影響します。)

下の表は塗料の種類と耐用年数の目安と特徴をまとめたものです。

塗料の種類  耐用年数の目安  備考
アクリル塗料 5年 ・汚れやすく耐用年数も少ない

・外壁塗装にはほとんど使用されない

ウレタン塗料 7年 ・雨戸や雨樋などの付帯部に多く使われる塗料

・一昔までは外壁塗装に多く使用されていたが現在はシリコンが主流になっている

シリコン塗料
(現在の主流)
10年 ・現在市場で最も使用されている塗料

・価格、耐用年数のバランスが良い

ラジカル塗料 13年 ・最近人気の塗料

・販売されてまだ5年程

・シリコンより耐久性がありフッ素より安く塗装できるのが特徴

フッ素系塗料 15年 ・高耐久塗料

・塗り替えサイクルを長くできるのが特徴

無機系塗料
(セラミック)
20年 ・超高耐久塗料

・遮熱、断熱効果など付加価値がついた塗料もある

近年の外壁塗装ではシリコン塗料(目安10年)が主流です。
しかし、費用対効果の高いフッ素塗料(目安15年)や無機系塗料(目安20年)も増加傾向にあります。
ご自宅の築年数や、塗料の耐久性を考えて計画的に外壁塗装を行う方が増えているようです。

塗料の種類(ウレタン・シリコン・ラジカルなど)の違いは、プロが見ても判断するのは難しいものがあります。つまり、塗った後では判別がつきにくいものです。
そのため、あなたが外壁塗装を依頼する際は、次の2つの確認を徹底してください。

・契約書で外壁塗装に使う『塗料の種類』を確認する
・実際の施工時に『塗料の種類』を確認する

業者の中には、高い塗料で契約をしたにも関わらず、実際には安い塗料を使うケースもあるので要注意です。

1-2.  外壁塗装の耐用年数は施工品質によっても左右される

外壁塗装は選んだ業者(職人)の技術で塗料本来の性能や耐久性が発揮できます。

どんなに高価な高耐久の塗料を使っても現場で作業する職人が手抜きをしたり塗料のメーカーが定める施工要領を無視して作業しては塗料本来の耐久性が発揮できず次の塗り替え周期が早まることになります。

そうならない為にもしっかりした信用できる業者選びが先決になります。

信用できるかできないかの判断も難しいですが下に特徴をまとめていますので参考にしてみましょう。

【信用できる業者の特徴】

・アポなしの飛び込み営業をしない

・現地調査時に時間をかけ、的確なアドバイスをくれる

・契約を急がせない

・所在がはっきりしている

・ホームページがあり会社情報が確認できる

・見積もり時に大幅な値引きをしない

・有資格者が在籍している

・保証・アフターサービスもしっかりしている

これだけで信用できる業者かどうかの判断は危険ですが最低限の見極めポイントにはなります。

現地調査時や見積もり時に訪問する営業、職人の人柄も重要なポイントになります。

塗装する際は次の3つの注意点をしっかり確認してから塗装をしてもらいましょう。

・ついている汚れを高圧洗浄でしっかり洗い流すこと

・ひび割れや剥離している部分をしっかり補修してから塗装すること

・下地にあった下塗り材を塗装してもらうこと(下塗りの手抜き業者は意外に多い)

見積もり段階でご自宅の写真など事前に見せてもらうことをお勧めします。

1-3.  外壁材の耐用年数

ここでは建物の外壁材の耐用年数について解説します。

外壁塗装は『下地が命です』。

外壁塗装をする際は、外壁材の状態(下地の状態)により塗料本来の性能、耐久性が発揮できない場合があります。

なぜなら、塗料を塗る外壁材にも寿命があり長く放置してしまった外壁材に塗装をしたとしても下地の状態が悪ければ塗膜は下地もろとも剥がれてしまうからです。

そうならない為にはまず外壁材の耐用年数と下地の状態を知ることが重要になります。

下地の状態は素人判断では難しいので専門知識のある業者に一度見てもらい詳しく説明を受けるようにしましょう。

よくある外壁材ごとの耐用年数と塗り替え周期を表にしましたのでご確認下さい。

外壁材 耐用年数目安 塗り替え周期目安
モルタル壁モルタル壁 30年 8年
窯業系サイディング窯業系サイディング 40年 8年
金属系サイディング金属サイディング 40年 10年
ALCALC材 40年 10年
コンクリート壁コンクリート壁 60年 15年

塗り替え周期の目安を大幅に超えてしまった場合は外壁材になにかしらの症状が出てきているはずです。

確認してみましょう。

2. 耐用年数が過ぎているかが分かる4つのサイン

この章では外壁塗装の耐用年数が過ぎてるかどうかを見分ける4つのポイントを紹介します。

(1)チョーキング現象があるか?

(2)外壁にひび割れがあるか?

(3)塗膜が浮いたり剥がれてないか?

(4)カビやコケが付着していないか?

この4つのポイントのいずれかの症状が出ていたら耐用年数が過ぎていることが分かります。

1つずつ解説していきます。

2-1. チョーキング現象を触って確認

チョーキング

チョーキングとは、指で外壁をなぞり白い粉がつくことです。

塗膜が劣化し防水効果が切れている証拠で代表的な塗り替えのサインになります。

「白亜化現象」とも言われます。

チョーキング現象の原因

・雨や紫外線の影響で塗料の中にある樹脂が分解された場合

・塗料が十分に混ざってない状態で塗装した場合

・環境や下地に合ってない塗料で塗装した場合

チョーキング現象をそのままにしておくとどうなる?

・塗料のふくれやひび割れが発生します。

・チョーキングは、その一歩手前の状態です。

2-2.  外壁にひび割れがあるか目視で確認

外壁ヒビ

ひび割れの原因

・地震などによる建物の揺れなどによるもの

・外壁材の気温による伸縮によるもの

・施工不良によるもの

ひび割れをそのままにしておくとどうなる?

・建物の構造部の劣化に繋がる

・雨漏れの原因に繋がる

・塗膜剥離の原因になる

2-3. 塗膜が浮いたり剥がれたりしていないか目視で確認

外壁ふくれ

写真のように塗膜が浮いたり剥がれたりしている場合はどこからか水が浸入している可能性があります。

塗膜の浮き、剥がれの原因?

・塗装前の十分な下地処理が行われていなかった場合

・下塗り材を塗布されていなかったか薄めて塗布した場合

・乾燥時間を設けず塗装した場合

・外壁材に不適合な塗料で塗装した場合

塗膜の浮き、剥がれをそのままにしておくとどうなる?

・浮きや剥がれている面積をさらに広げてしまう

・雨水が外壁内に浸透し劣化が進むと、下地の痛みが悪化する

・塗り替え時の補修費が高くつく

2-4. カビやコケが付着していないか目視で確認

外壁藻

写真のようにカビ、コケが発生している場合は塗膜の耐用年数が過ぎている証拠になります。

カビやコケの原因

・塗膜の劣化で外壁材に湿気が溜りカビにとって好条件になっている

・材料や付近にある樹木など栄養源にして光合成により繁殖することになります。

カビやコケをそのままにしておくとどうなる?

・時間が経てば経つほど、外壁の黒ずみが広がり美観が損なわれる

・アレルギーなどの原因にもなり身体に害を及ぼす

・カビ菌はカビの死骸も栄養素として猛繁殖する

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では外壁塗装の耐用年数について2つの見方から解説しました。

・外壁塗装の耐用年数は3つのポイントで決まる

・4つのサインが出ていたら耐用年数が過ぎているかが分かる

以上のことに注意して外壁リフォームを成功させましょう。

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