最短1日!年末の大掃除を最適な順番で短時間に終わらせる4つの手順

大掃除順番OGP
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12月になりクリスマスが近づくと、また今年も大掃除か・・・どこから手をつけようとお悩みではありませんか。

山ほどある大掃除、たまったゴミ、忙しい日常をお過ごしのあなたは少し憂鬱な気持ちかもしれませんね。
それは皆さんも同じようで、よくお寄せいただくお悩みには次のようなものがあります。

・何から始めたらいいかわからない!
・毎年中途半端で終わってしまう!
・どれだけの時間がかかるんだろう!

・もっと効率よく早く終わらしたい!

など、大掃除は無計画に進めると効率が悪くなり、時間も手間もかかります。

そこでこの記事では効率よく大掃除をする為の大掃除の順番について解説します。

この記事を最後まで読めば、効率よく大掃除ができるようになり、無駄な時間や手間も省けます。

そして、満足のいく大掃除ができれば綺麗なお部屋で、気持よく新年を迎えることができます。

ぜひ最後までお付き合いください。

1.これが大事!大掃除の順番|4つのステップ

大掃除ポイント

この章では大掃除の順番を4つのステップにそって解説します。

ステップ1:スケジュール(計画)を立てる

ステップ2:不用品を処分する(1年以上使ってない物)

ステップ3:掃除する個所のリストアップをする

ステップ4:掃除する個所の順番を決める

それでは順番に解説していきます。

ステップ1:スケジュールを立てる

カレンダー

スケジュールを立てる

大掃除は事前にスケジュールを作るだけで、より計画的に大掃除を進めることができます。

反対に無計画に始めてしまうと効率が悪くなり時間も手間もかかります。

スケジュールは下の5項目にそって考えていきましょう。

(1)大掃除の開始日(ゴミの収集日を確認)を決める

(2)大掃除に必要な日数を把握する

(3)大掃除する場所を決める

(4)大掃除する順番を決める

(5)大掃除に必要な道具を準備する

特に重要なのは大掃除の開始日です。

なぜなら年末ギリギリになってしまうとゴミの収集日に間に合わず、最悪ゴミと一緒に年を越すことになるからです。

ゴミの収集日をしっかり把握して余裕をもった開始日の設定にしましょう。

ゴミの収集日は、お住まいの自治体のホームページに書いてあります。

ステップ2:不用品を処分する(不用品の目安は半年〜1年以上使ってない物)

不用品の処分

不用品の処分

ゴミの収集日を確認したら、大掃除を始める前に不用品の処分をしましょう。

不用品の処分を進める理由は2つあります。

(1)事前に処分することで大掃除の途中で『必要か不要』かを悩まずに済む

(2)大掃除の手間も時間も削減され効率が格段に良くなる

『もったいない』、『いつか使うかもしれない』など悩む場合もありますが、半年から1年間使わなかった物=不用品といったように自分の中で不用品のルールを決め、いらない物は思い切って処分しましょう。

捨てるものには色付きのテープをペタペタ貼っていくと便利です。

ステップ3:家の図面を描いて、掃除する箇所をリストアップする

大掃除リスト

簡単な間取り図を書く

次にすることは掃除個所のリストアップです。

掃除個所のリストアップをするにあたり、まずは簡単な家の図面を書いてみましょう。

図面を書くと次の3つのメリットがあります。

(1)家全体のイメージができ大掃除を行う場所が明確になる

(2)大掃除する順番がイメージしやすくなる

(3)掃除のやり残しや道具の買い逃しがなくなる

図面が書ければそれをもとに今回大掃除する個所をリストに上げていきます。

こうすることで効率よく大掃除を進めることができます。

チェックリストの参考例

ダスキン大掃除少しずつプランシート

ステップ4:掃除する箇所の順番を決める

大掃除する個所が決まれば次はそのリストをもとに掃除する順番を決めていきます。

掃除する順番を決める際に基本となるポイントが3つあります。

(1)『上から下』へ掃除する

(2)『奥から手前』へ掃除する

(3)網戸は全て事前に外してまとめて掃除する

(1)『上から下』へ掃除する

『上から下へ』の理由は二度手間をなくすためです。

なぜならホコリは上から下に落ちるので先に下を掃除してしまうと上を掃除した後でまた下にホコリが落ちてしまいます。

(2)『奥から手前』へ掃除する

同様に手前から掃除すると奥を掃除する際にまた汚してしまい二度手間になるからです。

棚などの場合は先に奥から汚れを掻き出してから手前を掃除します。

(3)網戸は全て事前に外してまとめて掃除する

2階から1階の各部屋に窓がありそこには網戸があります。

外す作業と戻す作業も手間と時間がかかりますので一気にすることで時短になります。

この3つのポイントを考えながら順番を決めていきましょう。

2.どの部屋から手をつける!?大掃除の順番のキホンを部屋の間取り別に解説

前章では、大掃除の全体の順番についてスケジュールから着手までを解説しました。

大掃除を効率よく無駄なく行うには3つのコツがあることはお分かりいただけたと思います。

(1)『上から下』へ掃除する

(2)『奥から手前』へ掃除する

(3)網戸は全て事前に外してまとめて掃除する

この章では、この3つのコツにそってどの部屋から手をつけてどのように終わらせるかを解説します。

例えば戸建て住宅2階建ての場合の順番はこちらです。

1.2階(寝室や子供部屋など)

2.階段

3.風呂

4.脱衣室

5.トイレ

6.キッチン

7.リビング

8.廊下

9.玄関

それでは、1つずつ確認していきましょう。

2-1. 2階の寝室や子供部屋など(所要時間目安:30分)

大掃除寝室

寝室、子供部屋

2階の部屋は階段から遠い部屋から順番に始めていきます。

始める前にまずは窓を開けできるだけホコリを外ににがすようにしましょう。

①天井照明

②エアコン

③窓

④ベッドメイキング

⑤ベッド近くの小物類

⑤床

2-2. 階段(所要時間目安:15分)

階段掃除

2階から1階

階段も上から下の基本にそって掃除していきます。

①天井照明

②窓(壁にある場合)

③踏板

④手摺やスイッチ

2-3. 浴室(所要時間目安:1時間)

大掃除風呂

浴室

石鹸かすや皮脂油などによる汚れが厄介な場所で時間はかかります。

汚れがひどい個所には、先につけ置きや湿布をしてから時間差で掃除していくことで時短になります。

①天井

②壁

③浴槽

④蛇口や鏡などの小物

⑤床、排水溝

2-4. 脱衣室(所要時間目安:30分)

大掃除洗面台

脱衣室

小物が多くなる脱衣室は日頃からの掃除で大掃除はラクになります。

①天井照明

②吊り戸棚など高い場所の収納

③窓

④洗面台

⑤壁

⑥床

2-5. トイレ(所要時間目安:30分)

大掃除トイレ

トイレ

使用頻度の高いトイレは日頃のお掃除をさぼると汚れがこびりつき時間がかかります。

汚れがひどい個所には、先につけ置きや湿布をしてから時間差で掃除していくことで時短になります。

①換気扇

②窓

③ウォシュレットが外れる場合は外して掃除

④床

2-6. キッチン(所要時間目安:1時間)

大掃除 キッチン

キッチン

キッチンは日頃のお掃除をさぼると汚れがこびりつき時間がかかります。

汚れがひどい個所には、先につけ置きや湿布をしてから時間差で掃除していくことで時短になります。

①天井照明

②吊戸棚

③換気扇

④壁

⑤コンロまわり

⑥シンクまわり

⑦引出し

⑧床

2-7. リビング(所要時間目安:1時間)

大掃除リビング

リビング

普段は掃除機だけで終わらせてる方も多いリビングはこの大掃除で細かなところも掃除してしまいましょう。

①天井照明

②エアコン

③窓、(カーテンは最後に洗濯)

④TV台、ソファなどの家具類

⑤床

2-8. 廊下(所要時間目安:15分)

大掃除廊下

廊下

2階の階段から降りてきたホコリや奥の部屋から出てきたホコリを奥から順番に掃除していきます。

①天井照明

②壁

③床

④ドアノブや取手など

2-9. 玄関(所要時間目安:1時間)

大掃除玄関

玄関

普段は掃き掃除程度の掃除をされてる方も多いと思います。

玄関廻りもこの際に下駄箱の中や床など細かとこまで確認していきましょう。

①天井照明

②玄関扉、窓

③下駄箱や収納

④床

⑤屋外(玄関照明、表札、ポスト、インターホンなど)

現状の『汚れ具合』『部屋の大きさ』『物の多さ』によっても異なりますが、ここで紹介した9つの部屋の場合の所要時間の目安は6時間になります。

ご家族と分担して行えば十分に1日で終えることが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまで大掃除を効率よくしていく為の大事な4つの順番を解説しました。

(1)大掃除の計画を立てる

(2)不用品を処分する(1年以上使ってない物)

(3)掃除する個所のリストアップをする

(4)掃除する個所の順番を決める

この4つの事前準備をしっかりとすることで効率よく無駄の少ない大掃除ができるでしょう。

皆様が気持ちよく新年を迎えられますように。

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