キッチンリフォームの期間｜準備〜工事完了まで５つのポイントで解説

キッチンリフォームを検討すると工事期間がどのくらいかかるか気になりませんか？

キッチンは毎日の使用回数も多いので使えなくなるととても不便ですよね。

この記事では施工実績11,000件のリフォーム博士がキッチンリフォームにかかる期間と注意すべきポイントを解説します。

この記事を読めばあなたのお家のキッチンリフォームでの工事期間の把握ができ、必要以上に日数をかけずに工事を完了することができ無駄なストレスが解消されます。

１.キッチンリフォームに必要な期間を工事の規模別に3パターンで紹介

キッチンだけの取替工事になりますので工事期間も早く終わります。

中規模工事（3日～４日）１．の小規模工事に加え、同時に壁紙の張替えや床の張替えを行う場合はこちらになります。

キッチンリフォーム大規模工事（7日以上）

今のキッチンの場所移動（レイアウト）を変更する場合こちらになります。

例えば、Ⅰ型キッチンからL型キッチンや、対面キッチンなどへの変更になります。

移動する距離や場所により工事期間も1カ月かかるケースもあります。

キッチンリフォームでも同時にする工事によって期間が大きく変わるということです。

２.キッチンリフォーム工事までにする２つの事前準備

この章では工事中の過ごし方や準備しておくことを分かりやすく解説します。

事前に準備していることで工事中のストレスも減り効率よく工事が進められます。

工事までの２つの事前準備

2-1.ご近所挨拶

工事の前にご近所挨拶をしましょう。

なぜならリフォーム工事のトラブルの中で多いのがご近所トラブルになるからです。

工事業者の車や人の出入り、工事中の音などがその原因になります。

ささいなことから大きなトラブルにならないように工事期間、工事内容、緊急時の連絡先など事前にお伝えし工事1週間前には済ましておきましょう。

2-2.キッチン周りの片付け

スムーズな工事の為にはキッチン周りの片付けは必須です。

なぜなら新しいキッチンの搬入に伴い周りの戸棚や、電子レンジや冷蔵庫なども動かす必要があるからです。

キッチンに収納しているフライパンやお皿などを出したり、調味料などを別の場所に移す必要があります。

キッチンリフォームでは収納力が今よりも増えますので今まで全く出番のなかった食器や不要なものを整理するいい機会にもなります。

その際に食器などが割れないように事前に新聞紙や段ボールも準備してると便利です。

３.キッチン工事中のよくある４つの質問

この章ではキッチン工事中によくある４つの質問について解説します。

（１）工事中、水道の使用はできますか？

一時的に断水しますが基本的には使えます。

断水するタイミングはキッチン解体時と水道配管工事中になります。

（２）工事中の音は大きいですか？

キッチンリフォームでの大きな音がでるタイミングは次のとおりです。

・キッチン解体時（1日目）わりと大きな音がでます

・下地工事時（1日目～2日目）

（３）留守の場合は工事できますか？

留守中は鍵を預けて工事をしてもらうことは可能です。

留守の場合は予め鍵の取り扱いや保管場所などを決めておく必要があります。

（４）工事中、冷蔵庫の使用はできますか？

キッチンリフォーム工事中であっても冷蔵庫は基本使えます。

内装を伴う工事内容の場合、一時的に移動する場合はありますがご使用にあたり問題はありません。

4.事前打ち合わせで確認すべき３つのポイント

工事をお願いする会社が決まり契約前に確認しておきたい大事なポイントを３つ紹介します。

事前確認が必要なポイントは他にもありますがここではよくここが原因でトラブルになるケースが多いので代表的な３つをご紹介します。

（１）工事車両の駐車位置を決めておく

工事車両の駐車位置を決めておく必要があります。

なぜなら工事車両の駐車位置が原因でご近隣の方とのトラブルに繋がることがあるからです。

例えば前面道路の幅が狭い場合はご近隣の方の車が対面できるかなどのことも含めた駐車位置の打ち合わせが必要です。

（２）キッチンの仕様は写真、契約書、仕様書、実物の４つで確認する

リフォーム工事でのトラブルの多くに『こんなはずじゃなかった！』などという営業担当とお客様間の間での勘違いが原因のトラブルもよくあります。

自分が思ってる商品かどうか、色やその他の仕様もしっかり確認しておくことが工事後のトラブル回避にもつながりますのでしっかり確認しましょう。

（３）どんな場合に追加工事が発生するか契約書で確認する

どんな場合に追加費用が発生するかは契約書で確認する必要があります。

なぜなら追加工事のトラブルは多は『言った言わない』という書面に残らない曖昧な契約が多いからです。

追加請求で嫌な思いをしないために、事前に次の２つの質問をして契約書の記載してもらいましょう。

確認しておくことで追加工事が出た時にトラブルにならずに済みます。

特に、キッチンリフォームの場合はキッチンの設置場所の下地が腐っている場合があります。

下地は、キッチンを解体しないと確認することができません。仮に下地が腐っていると、そのままでは新しいキッチンを設置することができません。

そのため、追加で新しい下地を作る工事が必要になることがありますので要注意です。

5.検討から工事までの７ステップ