IHクッキングヒーターの交換|交換前に知って得する4つのポイント

iHクッキングヒーター交換
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はじめてのIHクッキングヒーターの交換をご検討中のあなたはこんなお悩み事はありませんか?

・交換にどのくらい費用が必要なの?

・交換タイミングは何年ぐらいなの?

・交換工事はどんな工事なのだろう?

・交換したいけど選ぶ基準がわからない?

こんなお悩みをお持ちのあなたにリフォーム博士が上の4つのポイントをわかりやすく解説します。

最後まで読めばIHクッキングヒーターの交換リフォームが理想的なものになるでしょう。

ぜひ、最後までお付き合いください。

1.IHクッキングヒーターの交換に必要な費用相場は10~30万円

この章ではIHクッキングヒーターの交換に必要な費用を解説します。

交換費用は、IHクッキングヒーターのグレードにより大きく変わります。

リフォーム博士の実績からはミドルグレードで交換される方が半数をしめます。

その為、費用相場の目安は17万円程度といえます。

グレードについてはこちらを確認ください。

スタンダード ミドルグレード ハイグレード
本体費用 8万円程度 15万円程度 25万円程度
工事費用 1.8万円 1.8万円 1.8万円
合計 9.8万円 16.8万円 26.8万円

※IHからIHへの取替の場合

このように本体のグレードをどのグレードを選ぶかで必要な費用は大きく変わります。

また、ガスコンロからの取替の場合は別途追加工事が発生します。

それぞれ解説していきます。

1-1.本体費用

IHクッキングヒーター本体のグレードは大きくわけて下の5つのポイントにより異なります。

(1)ヒーターの数、種類の違い

(2)天板の幅(60㎝か75㎝)の違い

(3)使いやすさ(機能面)の違い

(4)調理機能の違い

(5)グリル(片面焼きか両面焼き)の違い

詳しくは各メーカーにより特徴が異なりますのでメーカーHPをご覧ください。

1-2.工事費用

IHクッキングヒーターの工事費用は既設機器がガスコンロかIHかにより異なります。

下の表のとおりガスコンロからの取替の場合は新たにIH用のコンセントを新設したり場合によっては大本の電気配線からさわる事も必要になります。

交換前機器 IHクッキングヒーター ガスコンロ
基本工事費 1.8万円 1.8万円
200V専用回路増設(ガスからの場合必須) 2~3万円程度
幹線の取替工事(必要な場合) 6~8万円程度

2.IHクッキングヒーターの交換時期の目安は10年

一般的に製造メーカーの多くは耐用年数を10年としています。

IHクッキングヒーターも電化製品の為、10年も使用すると部品に不具合が起きてくるケースもあります。

耐用年数以上使える場合もありますが10年~15年が交換の目安といえます。

3.IHクッキングヒーターの交換のながれ

IHクッキングヒーターの交換方法はガスコンロに比べ配管工事がない為スムーズに終わります。

IHクッキングヒーターからIHクッキングヒーターの交換の場合(2時間程度)

(1)コンセントを外す

(2)既設機器の撤去

(3)撤去後のキッチン天板の掃除

(4)新しい機器の設置

(5)コンセント接続

(6)完成

 

 

ガスコンロからIHクッキングヒーターの交換の場合(2~3時間程度)

※既設のブレーカー、幹線の状態により1日~2日必要なケースもある

(1)ガス配管を機器から外す

(2)既設機器の撤去

(3)撤去後のキッチン天板の掃除

(4)電気工事

(5)新しい機器の設置

(6)ガス配管接続

(7)ガス漏れ検査

(8)完成

 

4.IHクッキングヒーターの選び方

この章ではIHクッキングヒーターを選ぶ際のポイントを解説します。

選び方は次の通りです。

1.天板サイズを選ぶ

2.機能を選ぶ

3.メーカーを選ぶ

4-1.天板サイズを選ぶ(60㎝か75㎝)

まず、IHクッキングヒーターの天板のサイズを選びます。

サイズ 60㎝ 75㎝
イメージ IHクッキングヒーター60㎝ IHクッキングヒーター75㎝
特徴 一般的なサイズ 鍋の仮置きスペースが確保できる

現状で60㎝をお使いになられてる方もご家庭のキッチンのサイズに余裕がある場合は75㎝に変えてみてはいかがでしょうか?

幅75㎝タイプでも本体幅は60㎝なので追加工事なしに設置可能です。

4-2.IHクッキングヒーターの機能を選ぶ

IHクッキングヒーターの機能とは次のとおりです。

①ヒーターの性能、口数

ヒーター種類 IHヒーター オールメタル ラジエントヒーター
特徴、ポイント ・IHの基本ヒーター

・鉄・ステンレスの鍋が使える

・ガス火と同等の火力を出すことができる

・全ての金属製の鍋が使用可能

・今お使いの鍋の買い替えをしたくない場合はこのヒーターを選択

・IHヒーターの補助的なヒーター

・全ての金属製の鍋が使用可能

・スタンダードグレードにラインナップ

この3つのヒーターの組み合わせにより価格、グレードが異なります。

②グリルの機能、仕様

グリルの機能、仕様で確認すべきところは次の3つです。

・両面焼きor片面焼きか

・焼き網ありの有り無し

・オーブン機能の有り無し

最近ではグリル庫内で色々な料理を楽しめるようになりお手入れ性も上がっています。

③使いやすさ、調理機能

使いやすさと調理機能により本体グレードも変わります。

メーカーにより名称は違いますが、高グレードになるほど料理アシスト機能が充実したりボタン操作がタッチ操作に変わったりと使い勝手がよくなります。

4-3.メーカーを選ぶ

リフォーム博士の実績では、IHクッキングヒーターの人気メーカーは次の3メーカーです。

メーカー Panasonicロゴ 日立ロゴ 三菱ロゴ
特徴 焼き網なしのグリルで簡単料理ができる 大火力のIHヒーターで調理時間を短縮 直感的な操作性で使いやすい

メーカーによりデザイン、機能などが違いますので詳しくはメーカー㏋より確認下さい。

まとめ

ここまでIHクッキングヒーターの交換について次のポイントを解説しました。

・IHクッキングヒーターの交換に必要な相場は10万~30万円

・IHクッキングヒーターの交換の目安は10年

・IHクッキングヒーターの交換のながれ

・IHクッキングヒーターの選び方

台所の厨房機器は毎日使うものですから納得のいくまで選び日々の調理ライフを充実するものになるように祈っています。

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