失敗しないビルトインコンロの5つの選び方|交換費用の目安も解説

失敗しないビルトインコンロ5つの選び方
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はじめてのビルトインコンロをご検討中のあなたは、こんなお悩み事はありませんか?

・ビルトインコンロにどのくらいの費用が必要なの?
・工事費がどれくらいするの?
・ガスと電気どっちのほうがいいの?

ビルトインコンロは10年に1度くらいのものなので、適切な費用がわかりづらいですよね。
もし、実際の費用の相場や、追加工事がかかるケース、あなたにピッタリのビルトインコンロの選び方がわればいいと思いませんか?
そこで、この記事では施工実績11000件のリフォーム博士が次の3つのことについて画像とともにわかりやすく解説していきます。

・ビルトインコンロ選び方
・ビルトインコンロ交換費用
・ガスと電気どちらを選ぶか

最後まで読んでいただければ10年に1度のビルトインコンロが理想的なものになるでしょう。
ぜひ最後までお付合いください。

1.ビルトインコンロ選び方について

ビルトインコンロ5つの選び方ビルトインコンロの選び方は、設置可能な範囲で最適なものにしましょう。

その際は、今お使いのビルトインコンロを基準に考えると選びやすいでしょう。
設置可能な範囲は用途によって様々ですが、ご参考になるでしょう。

この章では、ご参考までに5つの選び方についてご紹介します。

(1)ご使用中の設置タイプを選ぶ
(2)天板サイズを選ぶ
(3)天板の種類を選ぶ
(4)グリルの機能を選ぶ
(5)ガスと電気どちらを選ぶ

それでは1つずつ解説していきます。

1-1.ご使用中の設置タイプをご確認ください。

コンロの設置タイプは大きくわけて3つあります。

テーブルコンロ ナイスアップ ビルトインコンロ
テーブルコンロ ナイスアップ ビルトインコンロ
コンロ台に据置タイプのコンロが置いてあるタイプ コンロ台とビルトインコンロが一体になったタイプ キッチン天板にビルトインコンロを埋め込んだタイプ

ナイスアップはビルトインコンロに見えますが、コンロ台が独立しています。
交換時の設置タイプ選びは、注意してください。

1-2.ビルトインコンロの天板サイズ

ビルトインコンロの天板サイズは、基本的に各社共通のモノ使っています。
また、天板サイズは60cmと75cmの2種類あります。

60cmサイズ 75cmサイズ
ビルトインコンロ60㎝ ビルトインコンロ75cm
調理スペースを広めにとりたい方におすすめ バーナーの間隔が広くなり、大きなお鍋を使う方におすすめ

毎日快適にコンロを使用するには、天板サイズ選びも重要です。
調理のしやすさ、キッチンの見た目など好みにあったもの選びましょう。

1-3.ビルトインコンロ天板の違い

ビルトインコンロの天板の種類(素材)は大きくわけて4種類あります。(左から価格順に並んでいます)

表を参考にしてみてください。

ホーロー ガラスコート ガラストップ アルミ / ステンレス
ホーロー天板 ガラスコート天板 ガラストップ天板 アルミニウム天板
・耐久性が低い
・選べるカラーが少ない
・価格は低価格
・ホーローをガラスコーティングした素材
・ガラストップより性能は劣るが衝撃に強い
・耐熱性と耐久性に優れる
・見た目が綺麗
・価格が高い
・熱伝導率が良い(アルミ)
・錆に強く耐久性あり(ステンレス)

ビルトインコンロの天板は、選ぶ素材によって価格も異なります。
また、素材によって質感や見た目、お手入れのしやすさにも差があるので重要視するポイントを決めましょう。

1-4.ビルトインコンロのグリルについて

従来のビルトインコンロと比べて、今のグリルはほとんどが水無しグリルが主流になっています。
そこで、グリルの加熱方法「片面焼き」と「両面焼き」のメリット、デメリットについて紹介します。

片面焼きグリル片面焼き 両面焼きグリル両面焼き
メリット
焼き網にくっつきにくい
メリット
上直下、下バーナーで裏返さず早く焼ける
デメリット
ひっくり返すのが手間がかかる
デメリット
厚みのある魚が置きにくい

お好みの加熱方法を選びましょう。

1-5.ガスと電気どちらを選ぶか

コンロを検討した際に、ガスコンロかIHクッキングヒーターどちらにしようか悩みますよね。
この章では、それぞれのメリット、デメリットを比較してみましょう。

ガスコンロガスコンロ IHクッキングヒーターIHクッキングヒーター
メリット
・導入費用が低価格
・鍋の種類を選ばない
・火で炙る料理ができる
・鍋全体が温まりやすい
メリット
・掃除が簡単
・部屋の温度があがりにくい
・火がないので安心
・火力調節が細かくできる
デメリット
・火災、ガス漏れが心配
・掃除が大変
・部屋の温度があがりやすい
・裸火なので注意が必要
デメリット
・導入費用が高い
・鍋の種類が限られる
・火で炙る料理ができない
・鍋全体が温まりにくい

それぞれメリット、デメリットはありますが、使い慣れたコンロにするにことをおすすめします。
何故なら、無駄な出費などがかからないからです。

2.ビルトインコンロの交換費用の目安は80,000円から

ビルトインコンロ交換費用は(1)コンロ本体と(2)取付工事費用の2つで構成されています。
この章では、商品本体の価格と工事費について解説します。

2-1.ビルトインコンロ本体価格

ビルトインコンロは、グレードやサイズで価格は変わります。
また、ガスと電気の違いでも本体価格は変わります。

種類 費用の目安
ビルトインガスコンロ 60,000~
IHクッキングヒーター 80,000~

また、60cm、75cmの価格差は、定価で約1~3万円前後の違いです。

2-2.ビルトインコンロ工事費用内訳

ビルトインコンロの費用は次の3つの項目で構成されています。

内訳 費用の目安
(1)ビルトインコンロ本体価格 50,000~
(2)ビルトインコンロ本体取付工事費用 15,000~
(3)関連工事(追加工事) 内容による

(1)と(2)は表の通りですが、(3)関連工事(追加工事)はどんな内容なのかというお問合せをよくいただきます。
そこで関連工事(追加工事)が発生する場合と費用の目安を一覧表にしました。

関連工事(追加工事) どんな場合に必要? 費用の目安
フィラー取付工事 コンロとキャビネットの間に隙間がある 3,000~
可とう管交換 ガスコックとガスコンロの間がジャバラ管で繋がってる 5,000~
接続キット コンロ下にオーブンがあって、コンロのみ交換 5,000~
オーブン取付工事 ビルトインコンロ+ビルトインオーブン同時交換 15,000~
電気工事 ガスからIHクッキングヒーターの時に200V電源が必要 35,000~

関連工事は必要のない場合もあります。
そのため、事前に業者とよく確認して無駄な費用や請求が発生しないようにしましょう。

まとめ

この記事ではビルトインコンロの選び方について解説しました。

ビルトインコンロ選びについて、大事な5つのポイントをおさらいしましょう。

(1)ご使用中の設置タイプを選ぶ
(2)天板サイズを選ぶ
(3)天板の種類を選ぶ
(4)グリルの機能を選ぶ
(5)ガスと電気どちらを選ぶ

ビルトインコンロの選び方は、この5つのポイントをおさえて、あなたのライフスタイル、予算にピッタリのモノにしましょう。

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